コードを編む

ジュエリークロッシェ
紐状の編み地「コード」は強度があり、ブレスレット、ストラップ、時計のベルト、バッグの持ち手などによく使われます。
コード状は色々な技法で編むことができますが、「えび編みコード」はビーズクロッシェの中でも代表的なコードの編み方ではないでしょうか。編み地が美しく、平らで、編んでいても楽しく私も大好きな編み方です。
ビーズを入れながら編むえび編みコードは、細編みで良く編まれますが、編み目がしっかりと詰まり、伸びがないのでかっちりと仕上がります。
中長編みや長編みで編むえび編みコードは透け感があってレーシーな印象です。

細編みのえび編みコードをアレンジしたものでレーシーコード(考案misacoさん)という編み方を2009年キットで発表しました。2013年には楽習フォーラムからもキットになっていて作られた方もいらっしゃるかと思います。(今は廃盤となっています)

こちらはnagomi*styleでキットされていた「レーシーコード」シリーズです。






レーシーコード(=細編みのえび編みコードのアレンジ)は多くのビーズクロッシェファンの皆様に作っていただきました。懐かしいです。
えび編みコードは編み始め方には諸説ありますが、編み始めからビーズを入れる方法はラリエッタなど編み始め編み終わりが同じように作ることができます。
今回えび編みコードの課題でその楽しさに目覚めたSATOEMAさん、復習でこんなに素敵なデザインのラリエッタを作られました。えび編みのメリットが存分に活かされた作品です。キット化しました(2020年9月)のでもしよろければトライしてみませんか。詳しいイラスト図解付きです。
図解付き!細編みと長編みのえび編みコードのラリエッタ〜コリエンテ〜

