ビーズの用語、正しく使えてますか?
何気なく使っているビーズを「通す」「拾う」「すくう」・・・そんなビーズを編む時の動作について正しく表現できていますか?
特にレシピなどに記載する場合、間違っていると作る人を混乱させてしまいます。
ビーズの用語の使い方を確認していきましょう。
1:ビーズを「通す」
2:ビーズを「拾う」
3:マルチホールビーズを編む動作
4:糸を「すくう」
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1:ビーズを編む動作「通す」
ビーズを新たに針に入れることを「通す」といいます。
「ビーズを針に通す」も「ビーズに針を通す」も動作の状況としては同じですが、「ビーズを針に通す」と表現することが一般的です。
ビーズのレシピでは新たに入れたビーズの外線は濃く描かれ、ビーズの穴の中には糸が1本だけ記載されている状態です。
2:ビーズを編む動作「拾う」
すでに編んであるビーズにもう一度針を入れることを「拾う」といいます。
ビーズのレシピではビーズの外線は薄く描かれ、ビーズの穴の中には糸が2本以上ある状態です。
3:マルチホールビーズを編む動作
一つのビーズで穴が2つ以上空いているマルチホールビーズの場合は、新たに針をいれることを「通す」といい、残った穴に初めて針を入れることは
「もう1方の穴を通す」と言います。
一度糸が通っているところにもう一度針を入れる場合は「拾う」と言います。
4:ビーズを編む動作「すくう」
「すくう」というのは糸に関わる動作の際に使います。
すでに編んである糸に針をかける動作を「すくう」といいます。
糸を縫わずに、ひっかけます。
※書籍によってはこの「通す」「拾う」が混同して描かれていたり、すべての動作で「ビーズを入れる」と記載されたり、逆の意味で使われていることもあります。以前ある出版社へデザイン提供した際に、楽習フォーラムのレシピ上では「通す」という状態が「拾う」という表現する決まりがあって、混乱したことを思い出します。出版社や協会などでルールが違う場合もありますが、今回は楽習フォーラムのレシピの記載に基づいて説明しています。
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