針がなくてもOK!大きな穴のビーズで作るゴムブレスの作り方

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ゴムブレスレットを作る時、ゴム糸がビーズの穴になかなか通らず困った経験はありませんか。
いつもは捨ててしまっているアレで針を作るとすいすいビーズ を通せます。
この針の作り方とゴムブレスの作り方をご紹介します。

いつもは捨ててしまっているアレを針に変身!


⬆️パンやお菓子のパッケージをねじねじと捻って縛るために使うアレ、名前がわからない・・・

ということで、調べてみると「ワイヤータイ」とか「ラッピングタイ」とか呼ばれているようです。
皆様も一度は見たことがありますよね。
普段はすぐに捨ててしまいますが、いつか何かに使うかもしれないと引き出しのどこかにしまってあるという方も多いかもしれません。
こちらを針に仕立てます。

幅は2〜3ミリのものが一般的ですが、中央にワイヤーは通っており、この周りの部分をハサミでカットします。
ほとんどのものは特別なハサミでなくても工作用のはさみ、紙を切るはさみで切り取ることができます。
ワイヤーギリギリに切り取ったほうがビーズの穴を通し易くなります。
*はさみを使い細かい作業となるので、特に小さなお子様の場合は怪我をしないように、この作業はなるべく大人が準備してあげてください。

 

 


長さは10cmくらいにカットします。

これを半分に折ります。
折ったところから端までの長さを揃えましょう。高さに差があるとビーズ が通しにくいです。
NG例↓

これで「いつもは捨ててしまうアレ」で作る針の準備が完了です。
ここでは以後「ワイヤー針」とよびます。

続いてゴムブレスについてとその作り方について説明します。

ゴムブレスとは

「ゴムブレス」はビーズ用のゴム糸にビーズや天然石を通してつなげるブレスレットのことで、一般的には留め具を付けずに「わ」にして仕上げます。
ゴムの伸縮性を活かして着け外しするためサイズ調整もしやすく、着脱も簡単です。

材料

ゴム

ゴムブレスを作るときは、伸縮性のあるゴム糸を使います。
ビーズショップ、手芸店、天然石を取り扱うお店などで販売されています。

よく使用されるゴム糸に「ゴムテグス/シリコンゴム」と「オペロンゴム」があります。
「ゴムテグス」は透明感があり、通した時に糸の色が目立ちにく劣化もしにくいという良さがありますが、結び目が大きくなりがちで緩みやすさがネックとなります。
「オペロンゴム」は結びやすさ、引き締めやすさなど作業面では優れていますが、糸の色が白っぽく目立ったり、ビーズの穴に擦れてゴム糸がささくれだったりすることがあります。
それぞれ一長一短ですが、個人的には「オペロンゴム」をよく使用し、定期的にゴムを通し変えるなどして素材の弱さの対策をしています。

一般的な長さ(大人の女性なら手首まわり17〜18cm)のブレスレットを作る場合、ゴム糸の長さは40〜50cm必要です。
子供向けブレスレットの場合は、40cm程度が良いでしょう。

ビーズ

こちらの記事でご紹介するラッピングタイを針にしてつくる方法の場合は、穴の大きいビーズをつかってください。
Eビーズ 、特大ビーズや子供向けのビーズとして人気のビーズメーカーTOHO様の「ポップビーズ 」が適しています。
この記事を書くにあたり色々と検証しましたところ、穴が2ミリ以上あるものは通すことができました。

もし丸大ビーズなど穴が1ミリ以下のものを通したい場合は、#28~30程度の太さのワイヤーやナイロンコートワイヤーを2つ折りにして使うと良いでしょう。

作り方

❶ゴム糸を切る


ゴム糸を40cmに切り、2つ折りにし、両端をテープで止めます。
このテープは後ではがすので、跡の残らないマスキングテープなどが適しています。

❷ワイヤー針を通す


ゴムを2つ折りにすると中央がループになりますが、この部分を「わ」と呼びます。

「わ」の部分にワイヤー針を通します。
この時、2本どりにしたゴムがずれているとビーズを通しにくくなるので、ワイヤーの針がちょうど中央にくるようにセットしましょう。

❸ビーズを通す

好きなビーズを好きな順番で通しましょう。
もし通し直ししたいなら、ワイヤー針を外してビーズを抜きます。

ゴムブレスの場合は、留め具がありませんので、手首のまわりぐるりとちょうど1周するくらいの長さまで通します。
この時ゴムを伸ばさずに1周した長さがちょうど良い長さです。

❹輪にする方法

ちょうどよい長さまでビーズを通せたら、両端のテープを外します。
1本だけを「わ」に通します。
ここでワイヤー針を外します。

❺固結びする

突き合わせになったゴム糸を固結びします。
補強のために右側に出ているゴム糸を後ろ側から左に回し、もう1度糸を絡めます。

❻結び目にボンドをつけて切る

手芸用のボンドを爪楊枝などにとり、ピンポイントで結び目につけます。その結び目から2〜3ミリ左右に伸ばしておくとより解けにくくなります。

所定の時間乾燥させたら、左右のビーズの穴の長さ(通常は2mm)残してカットします。

完成です。


ビーズ用の針やワイヤーがない時にぜひこの方法を試してみてください。

作り方はこちらのyoutubeでご覧いただけます。

 

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