ぜったいはげる!チューブクロッシェ
チューブクロッシェをサークル状に接続する「チューブのはぎ」が苦手な方は多いのではないでしょうか。
編み地の持ち方や糸のすくい方を少し意識するだけで劇的に上手にはげるようになります。
コツをまとめましたので1目1目この通りにやってみてくださいね。
チューブクロッシェとは
ビーズを入れた鎖編みを輪にし、ベースを作った後、ビーズを入れて引き抜き編みを繰り返すと中心に空洞があるチューブ状の編み地なります。
「シードビーズ(丸小・丸大ビーズなど)を1目に1個入れて編む」のが代表的な編み方で、ビーズの配色で模様を入る「編み込み模様」が人気です。
そのほかにも、ビーズを入れる位置で平らな編み地を作ったり、分割してまた結合したり、増減したりと・・・様々な形状を表現をすることができます。
◆編み方についてはこちらから
◆編み間違えの原因と克服法5選はこちらから
「はぐ」とは
ビーズレシピでは編み始めと編み終わりを接続することを「はぐ」といい、編み方向の左右を接続することを「とじる」といいます。
チューブクロッシェの編み地はとじ針で「はぐ」ことで「はぎ合わせ」部分が全くわからないほどきれいにつなぐことができます。
チューブクロッシェのはぎ合わせ方(1段5目で説明)
きれいにはぐためのポイントを説明しながら1目1目を時系列で解説します。(右利きの方向けの説明です。左利きの方は反転してください。)
ポイント1 編み始めの糸の位置が大切
編み始めの糸は編み始め1目めのビーズの右側から手前に垂らしておきましょう。
適当に垂らしておくと、はいでいる途中で絡まったり、最後固結びする時に引きつったりと混乱の原因となります。
ポイント2 編み地の持ち方
編み始め側を左側、編み終わり側を右側にし、左手の人差し指に巻きつけるように持ちます。
ポイント3 とじ針は編み終わり側につける
編み終わり側は端のビーズの穴が横向きになっている方です。
一番最後に編んだビーズから出ている糸にとじ針をつけ、糸は穴から5cmほど折り返しておきます。
ポイント4 編み始め側の糸のすくい方
編み始め側のビーズの穴は編み方向上下に向いています。その穴から出ている糸をチューブの中心(右)から外側(左)に向けてすくいます。
ポイント5 編み終わり側の糸のすくい方
編み終わり側のビーズは穴が横を向いています。
ビーズの穴の左側の糸をチューブの中心から外側に向けてすくいます。
この時のすくい方はレース針でチューブクロッシェを編む時同様に、針を入れたらビーズを右側に倒すようにします。
ポイント6 2目めまでは編み地がねじれないように手を離さないこと!
チューブクロッシェのはぎは2目め(編み始め1ー編み終わり2、編み始め3ー編み終わり4)までが肝心です。
ここまではげれば3目めからはねじれることはありません。
ねじれないコツは編み地から手を離さないことです。
とにかくこの2目がはげるまでは編み地が回らないようにポイント2の持ち方で固定して作業を行いましょう。
ポイント7 3目め以降は編み始めの糸と編み終わりの糸を一度にすくっても良い
3目め以降は編み地がねじれることが少なくなります。
また編み始めと編み終わりがかなり近づいてきますので、両方の糸を一度にすくっても良いでしょう。
はぎおわり
編み終わり側の最後のビーズ(10)の糸まですくい終わったら、最後は編み始め側1目(1)の右斜め下側のビーズ(11)の上の糸をすくいます。
これをすくうことで編み終わり側の最後のビーズのおさまりがよくなります。
糸始末
ここまでの作業を終えると編み始めの糸と同じ位置に戻ってきますので固結びを1回します。
とじ針をつけてビーズ1個分離れたところに針を刺します。
この時ビーズの穴を通さないように、ビーズとビーズの間の隙間に針を刺してください。
またビーズ1〜2個分離れたところから針を出します。
この時きつく引き締めすぎると編み地が歪みますので様子を見ながら糸を引いてください。
2〜3回この作業を繰り返し、糸を切ります。
編み始めに残した糸も同様に糸始末します。
この「チューブクロッシェのはぎ方」は動画でまとめています。
こちらも合わせてご覧ください。
ぜひこの記事と動画がチューブクロッシェのはぎ合わせがうまくできないとお悩みの皆様の解決になりましたら幸いです。
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