デージー チェーンってどんなステッチ? | あとりえ和み | 東京都ビーズアクセサリー教室 by nagomi*style ビーズレッスン- ビーズステッチ・ビーズクロッシェのビーズレッスン

デージー チェーンってどんなステッチ?

デザインのヒント

「ビーズリング」が2021年上期10代のSNSトレンドワードにランクインしたそうです。

韓流俳優さんたちが身につけていたお花の編み地のフラワーチェーンがきっかけに、手作りする方も増えた2021年。
糸と針で編むビーズステッチではこのお花の編み地は「デージーチェーン」という技法で作ります。
今回はこの「デージーチェーン」とその仲間のステッチにスポットをあてて解説します。

〜目次〜
1、デージー チェーンとは
2、デージーチェーンの構造
3、デージーチェーンの形状
4、デージーチェーンの仲間のステッチ
4-1 ラコタチェーン・ロシアンススネイク・キャッツアイチェーン
4-2 ポタワトミ
5、見た目はデージーチェーン
6、デージーチェーンのプロフェッショナルになれるキット
まとめ

 

1:デージー チェーンとは


「デージー」は英語では「daisy」と綴り「雛菊」のことです。
雛菊のような小花モチーフを連ねたり、小花モチーフの間にビーズを通したりして編んだコード状の編み地を「デージーチェーン(daisy chain)」と呼びます。小花モチーフ部分だけで使うこともあります。愛らしい印象のデージーチェーンですが、通すビーズによっては花模様に見えないこともあり、バリエーションが豊かな編み地です。

2:デージーチェーンの構造

一般的な編み方

花びらとなるビーズを通し、一番始めに通したビーズを糸端側から拾います。
花心となるビーズを通し、対角に位置するビーズを同じ向きで拾います。
1つの花(1デージー )が1目となります。
アルファベットの「Q」を描くとイメージすると覚えやすいです。
大切なことは拾う向きを統一することです。一般的には「下から上」「手前から向こう」に拾いましょう。
拾う向きを変えるとねじれます。

バリエーション1 目と目の間にビーズを通す

これぞデージー のチェーンという代表的な見た目ですね。
2021年に韓国の女優さんが身につけていたことで大流行した編み地もこのタイプです。

バリエーション2 共有するビーズを増やす

<楽習フォーラムビーズアートステッチアメリカンスタイルレッスン3>販売終了
基本形は上のイラストのように目と目をビーズ1個で連結することが多いですが、2個にするとよりしっかりとした編み地になります。
花びらの個数によって2個以上複数個共有することもあります。

バリエーション3 デージー 部分だけで使う


デージーを1目だけ編んで飾り付けすることもあります。
花形ビーズがない時にはこの方法をよく使います。

バリエーション4 オルタネイトデージーチェーン


<楽習フォーラムビーズアートステッチ初代教材レッスン3>
懐かしい〜という声が聞こえてきそうですが、こちらは楽習フォーラムのビーズアートステッチ初代の教材です。

オルタネイトとは「交互に」という意味ですが、オルタネイトデージーチェーンでは、花びらにあたる外周のビーズにアクセントとなる大きなビーズ(上の作品ではドロップビーズ)を配置し、1目ごと交互にその位置を変化させます。「花心に大きなビーズ、外周にそれより小さいビーズ」というデージーチェーンの基本形とは異なるため一見お花に見えませんが、よく目を凝らしてみるとお花の変形のような目が連なっています。
今思うと20年前初めてふれたデージーチェーンはアレンジだったのか!と感慨深いです。

ダブルデージー

デージーチェーンの中にもう1目デージーチェーンを編みます。
通称「ツインデージー」 、「双子デージー」 などども呼ばれます。

楽習フォーラムキット デージーチェーンのアレンジで編むネックレス〜ラフィネ〜 松永美佐子先生 2021年販売中

他のステッチとコラボしてみる

ネパールチェーンのに重ねている例

デージーチェーン

ネパールチェーンの途中に編み込んでいる例

 

ネッティングの途中でデージーチェーンを編み込んでいる例

デージーチェーンのバリエーションを組み合わせた例

daeisycascade

3:デージーチェーンの形状

フラット(コード状)が多いですが、段を増やしたり、サークル状に編んだり、チューブ状に編んだりすることもできます。

フラット1段

フラットで段を増やす


(編み地提供 Kirarin )

サーキュラー

輪にしてフレーミングした例
楽習フォーラムキットピーターズバーグとデージーチェーンのベゼルリング〜プチトロア〜 青木恵理先生・清水美和子 販売終了

チューブラー

4:デージーチェーンの仲間のステッチ

基本のデージーチェーンは「Q」を描きながら編みましたが、上半分→中心→下半分と「S」または「Z」を描きながら編む方法もあります。
「ラコタチェーン」「ロシアンススネイク」「キャッツアイチェーン」などという名称で呼ばれています。
(注:楽習フォーラムのキャッツアイチェーンのレシピは基本のデージーチェーンの糸回しで編むものがあります)
それぞれ使うビーズの大きさやその位置、数などに定義づけがありますが、大まかに

・外周はシードビーズで編む
・形は平行四辺形となる
・一般的にはお花には見えずコード状になる

と覚えておくと良いでしょう。

実際には外周は丸小、丸大などのシードビーズで編むことが多いステッチです。

 

文献によってはS字・Z字に編んでも「デージーチェーン」の名称で表記されている場合もあります。

5:見た目がデージーチェーンなステッチ

糸の運び、編み方は違いますが見た目が花模様になるそっくりな編み方があります。

ポタワトミ

1目に通すビーズは5個を基本とし、ひらがなの「の」の字を描くように編んでいきます。
ビーズの配色によっては花びらと葉を表現できデージーチェーンとよく似た編み地となります。

(楽習フォーラムキット ポタワトミのネックレス~Quartet~ デザイン 安藤潤子先生)2021年販売中

そっくりデージーチェーン

通称「耳付きデージー 」とも呼ばれます。
中心のビーズの穴の上下(向きによっては左右)に外周のビーズの一部を通し、その後すべての外周のビーズを通すという手順で編みます。

この作品の花びらひとつひとつはデージーに見えますが、編み方はこの方法で編まれています。

こちらの作品もこの方法です。デージーチェーンは基本的には逆方向に進みませんが、この方法だと糸が一度スタート位置に戻るので、フリンジの先端や、方向転換する時に便利です。

6:編めばデージーチェーンのスペシャリストになれるキット

こちらの作品ビーズアートステッチWIZアカデミー114デージーチェーンバリエーションのVラインネックレスです
基本のデージー チェーン、ラコタチェーン、ポタワトミが含まれ、編めばデージーチェーンを深く知ることができる課題作品です。
ぜひお近くの楽習フォーラムビーズアートステッチアカデミー講座を開催している教室や通信講座からトライしてみてください。

 

編み順についてのまとめ

❶デージー チェーンは外周→中心と「Q」の字に編む
❷ラコタチェーン・ロシアンスネイクは上半分→中心→下半分と「S」字または「Z」字に編む
❸ポタワトミは「の」の字に編む

カタカナがたくさん出てきて、どれがどんなだか、なかなか覚えられないデージーチェーンの編み方です。
字の「書き順」ではないですが、編み方の順序をアルファベットや平仮名をイメージすると覚えやすいですよ。
難しいルールはさておき、楽しんで作ってみてくださいませ。

 

 

お読みいただき大変ありがとうございました。
ポチッとしていただけるようにこれからも楽しい内容を綴ってまいります。
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