こんな時どうする?!糸のトラブル❷「糸が出ている」
ビーズ研究室
完成して糸始末した後に糸のたるみやひっかかりが見つかった・・・といった経験は一度くらいあるのではないでしょうか。
残念すぎるアクシデントでも作り直す必要はありません!
たるんだ糸の場合に続いて、つっぱった糸の修正方法をご紹介します。
糸のトラブル
つっぱった糸の場合
ビーズを拾いそびれたり、抜かしてしまったり、糸始末の際に多く生じる糸のトラブルです。
この場合はビーズの穴の中に1度は糸が通っていることが多いので補強をしてからその出ている糸はカットしてしまいます。
❶補強用の糸を適宜切ります。
(上記の画像のような6目幅のペヨーテステッチの場合は30cm程度でよいでしょう。)
この時の糸は編み地の色を同じ目立たない色のものでナイロン糸でよいでしょう。
❷糸端5cmくらいのところにストッパービーズをつけ、糸の出ている付近のビーズから数えて2〜3段離れたところのビーズを拾います。
❸糸の出ている付近の前後左右2〜3段を2往復くらい拾って補強します。
❹補強用の糸を切ります。編み始めに残した5cmも切ります。
❺でている糸の下にまち針などを入れて浮かせます。
❻浮かせた部分をハサミの先端で編み地を切らないように慎重にカットします。
❼余った糸端は編み地を揺らして編み地の中にしまうか、焼き切る専用の道具などで見えなくなるまで焼き切ります。
この道具はこちらです(2022年2月現在一番安いです。)
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たるんだ糸の場合はこちら
動画で確認したい方はこちらからご覧ください。
編み終わった後に糸がたるんでいると心が折れそうになりますが(>_<)そんな時はぜひこの方法でサクッと修正してみてくださいね。
この記事がトラブル解決になりましたら幸いです。
お読みくださりありがとうございました!