基本形のネッティングは編んだことがあるけれど、もう少しアレンジを加えたものを編んでみたい
またケオプスパープカビーズを使ってみたいという方にお勧めのビーズ独学さんでもつくることのできるビーズキットのご紹介です。

目次
１：ネッティングとは
２：ケオプスパープカとは
３：nagomi＊style4月の新商品ネッティングのネックレス〜accord〜について
４：ビーズ独学さんでもできる？

１：ネッティングとは

見た目のとおり、ネット（網）のようになる編み方です。

こちらは垂直方向に編む場合の代表的な糸の運びです。
この他にも上下のターン部分を尖らせたり、ピコット飾りをつけたりなどいろいろな編み方があります。

ペヨーテステッチは「１（ワン）ビーズネッティング」と呼ばれ、ネッティングから派生したと考えられるステッチも複数存在します。

ビーズステッチの中でも特に歴史があり、ネッティングで編まれた装飾品が古代の埋葬品の中からも発見されています。
1940~50年代ヨーロッパ、貴婦人の間で流行したカラーと呼ばれる襟状のアクセサリーもこの「ネッティング」技法で編まれています。
「フレンチアンティーク」「ヴィンテージ」として現代でも人気があります。

nagomi＊styleにもネッティングステッチは人気でたくさんのデザインを発売しています。

ネッティングの増減で編むチョーカー ～bijoux collar～

マルチホールネッティングで編むビーズボールのネックレス〜カレン〜

ハート模様を編み入れたネッティングのラリエッタ〜many many Hearts〜

ツーホールビーズを使いネッティングで編むネックレス ～エレナ～［ブラック/オフホワイト］
２穴ビーズをネッティングで編むビーズボールのネックレス～puzzle　パズル～

２：ケオプスパープカとは

（画像　cosjwe様より転載しています）
パリ在住のデザイナーAnnick puca氏がデザインしたビーズです。
ケオプスパープカの「ケオプス」はクフ王（古代エジプト第4王朝2代目の王、在位，前2553年ころ-前2530年ころ）のことで、ギリシア名がケオプスCheopsです。「クフ王のピラミッド」という意味だそうです。

穴が２つ空いている辺が１つ、１つ空いている辺が２つあります。
通す方向により向きが変わるのでその点に配慮してデザインする必要があります。

Pucaさんのビーズを使ったビーズキット↓楽習フォーラムから出ています。（2021年4月現在）
≪パリ発のデザイン＆ビーズで作る Puca® ≫
パリ在住のデザイナーAnnick Pucaさんの名を冠した「Puca®ビーズ」の魅力を最大限に活かしたコースキット。
※資格取得目的のコースではないので、順番も購入も、お好きなキットからお選びください。
※針・糸つき。
Pucaさんの作品を作ってみたい方はぜひ！

３nagomi＊style4月の新商品ネッティングのネックレス〜accord〜について

基本のネッティングで編んでいて、センターにだけターンステッチでアレンジを加えています。
センターにローズクォーツのクレオパトラカット、先端にはニュアンスカラーのドロップビーズを揺らしています。
控えめなピンクとグレーの配色で大人でもつけやすいピンクのアクセサリーです。

4:独学さんでもできる？

ネッティング技法が理解できていれば簡単に作ることができます！
複雑そうに見えて１段だけで編んでいますので段を増やさず太さを出す方法なども作りながら学ぶことができます。
レベルは５段階なら「★★☆☆☆」くらいですよ。
お気軽にチャレンジしてみてください。

4月の新作「ネッティングのネックレス〜accord〜」

お読みいただきありがとうござました。