理系さん向き？！分割による配色/ビーズ の色合わせ・配色がわかるビーズカラーコーディネイト５回めクラスリポート
いつも同じ様な色を選んだり、同じ配色になってしまう・・・
ビーズの配色に関する悩みは尽きません。そんな悩みを解決し、
配色の上達を助ける「ビーズで学ぶ色彩学」がスタートしました！
ビーズ の色合わせ・ビーズ の配色がわかるビーズカラーコーディネイト
５回めレッスンをリポートします。
目次
１：ビーズカラーコーディネイトについて
２：これまでのレッスンは
３：５回めのレッスン内容
４：コントラストの効いた配色
５：理系さん向き？！数値を基に配色する方法
６：お申し込み方法
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１：ビーズカラーコーディネイトについて
色には様々な特徴があり、理論や法則が明確に存在しています。
そんな色のルールに従って色を選べば、自分が好きではない色や普段使わないような色も自由に使いこなすことができるようになります。
楽習フォーラムのビーズカラーコーディネイト認定講座は教材が廃盤になり認定講座としては学ぶことができない状況ですが（2021年５月現在）、ビーズカラーコーディネイトを学びたいというお声は根強く残っています。あとりえ和みビーズ教室のビーズカラーコーディネイトレッスンでは楽習フォーラムのビーズアソート50カラーパレットを使用して、色彩検定２〜３級程度の内容をビーズに置き換えて実習しながら学び、配色の幅を広げることを目的としています。
講座の全体像と詳細はこちらです。
２：これまでのレッスン
初回クラスこんなことをします。
３：5回めのレッスンでは
5回めのレッスンではトリコロール配色・ビコロール配色・ヨハネスイッテンの色彩論に基づく古典的な配色を学びます。
4:コントラスト配色
コントラストの効いた配色は遠くからでも確認しやすく、ぱっと見て誰もが理解しやすいというユニバーサルカラーという観点からも覚えておきたい配色技法です。
コントラスト配色は「色相」「トーン」「色相＋トーン」の３つの作り方があります。
下記の画像の左上の薄い黄色のビーズはその他の３つのビーズとそれぞれコントラストの関係にあります。
色相コントラスト
ライトトーンとソフトトーンというどちらも明るめで近いトーンを選び、トーンに差をつけずに色相だけ黄色と紫と差をつけた色相のみのコントラスト例です。
トーンコントラスト
同じ色相番号８のイエローでトーンだけ差をつけたコントラスト例です。
高齢者や色覚特性のある方にとって「明るさに差のある配色」は認識しやすくユニバーサルカラーを意識した配色をする場合、明度（トーン）コントラストをつけることが大切です。
色相＋トーンコントラスト
色相差12と補色関係であること、ライトトーンとダークトーンと明度と彩度（トーン）を大きく離したとてもわかりやすい配色です。
ユニバーサルカラーに欠かせないコントラスト配色、これまで鮮やかな黄色がほとんどだった誘導路も美術館などでは建物の雰囲気に合わせた色が採用されるなどコントラスト配色は近年重要視されています。
色だけでなく、明度やトーンという観点からもコントラストがつけられることを知るとよりユニバーサルカラーが広がります。
2021年冬期の色彩検定申し込みきのうからはじまりましたよ〜！↓↓
5:理系さん向き？数値で組み立てる配色
バウハウスでも教鞭をとった芸術家で教育者のヨハネス・イッテン Johannes Itten の「色彩論」の中の分割配色です。
イッテンの色相環は日本の美術の教科書にでているような色相環とは違う「12色」で独特ですが、これを均等に分割した配色は規則的でバランスがとれていて美しいという理論です。
ビーズカラーコーディネイトでもパレット５０色の中からこの「分割による配色」を作ってみます。
２色配色の「ダイアード」
３色配色の「分裂補色：スプリットコンプリメンタリー」
４色配色の「テトラード」
５色配色の「ペンダード」（２４色相では厳密につくることはできませんのでテトラードに白と黒を加えます。）
６色配色の「ヘクサード」
色相差１２とか色相差８とか・・・数値できっちり作っていくので「感覚的、直感的に配色ができないという方」や「数字で考えたい」理系思考さんにはすんなり理解できる配色かもしれません。面白いですよ〜♪
話題のこの本↓デザインに関する仕事をしていなくても暮らしの中で役立ちますよ〜
６：お申し込み方法
コロナ感染対策を徹底するため、少人数での開催をしております。
色彩検定冬季受験も目指す方が並行して受講されていますよ。こちらからお申し込みください。
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