それはまるでビーズのよう

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2025年の夏も終盤。
猛暑は今年も相変わらずでしたが、特に8月は早かったな〜
もう一人の息子が遊びにきた数日間の出来事、感じた事を綴ります。

もう一人の息子

2年前、2023年4月にメキシコからの留学生が我が家にホームステイしました。
家族以外と同居するのは初めてで、当時も実の息子はすでに巣立っていたため、再び始まった食事の準備や洗濯、時には宿題を見たりする生活は、体力的・時間的に大変でした。
時には我が子のように叱ったり、心配したり、衝突もあり、喜怒哀楽すべての感情を経験しました。
彼のおかげでたくさんのご縁に恵まれ、自分の視野も広がり、忘れられない3ヶ月間を過ごしました。

老いては子に従え

       

2023年夏に日本を離れた彼は、オーストラリアで2年間働き、この度本帰国して大学に入学するそうです。
その前に日本に立ち寄り、我が家にも訪ねてくれました。
大学入学前に働くというのは日本では珍しいスタイルですが、自分の将来や学ぶべきことを見つめ直すためだそうです。
とりあえず大学に入ってなんとなく学生生活を送るより、やりたいことを見つけてから入学するほうが、結局はなりたい自分に近づく早道かもしれません。
彼は2年ぶりの日本語で「⚪︎⚪︎関係の仕事をしたい!」と将来の夢を熱く語ってくれました。彼ならやり遂げることでしょう。

彼は以前からディスカッションが好きで、留学中も寝る時以外はリビングで過ごし、よく会話をしていました。
今回もよく質問してきます。文法や言い間違えを気にせず、自分の意思を表現するその姿に、日本語上達はもちろん、現代社会をサバイブするために必要な「言語化能力」を鍛えているのだと感じました。

「口下手だから」「苦手だから」「まだ上達していないから」と言っていては、いつまでも話せるようにはなりません。
間違えても、少し恥ずかしくても、とにかく話すこと!
老いては子に従えではないですが、二十歳の青年から、還暦近くなって学び、励まされました。

思い出巡り

我が家の滞在は週末3日間だけでした。
どこに行こうかと迷いましたがお気に入りの場所、思い出の地を巡ることにしました。

ひとつはうちから5分の「 cafe yellow」駅から少し歩き、住宅街の中にある知る人ぞ知るカフェです。
学校の帰りに一人よく寄り道したそうです。
異国の地に思い出のカフェがあるなんて素敵✨
オーストラリアでたくさん働いてrichになったからとアイスコーヒーをご馳走してくれました。孝行息子だ✨✨

以前訪ねた森美術館にも行きました。
彼は「藤本壮介展」(←大阪万博のシンボル大屋根リング設計者)を、私は「ムーミン展」を別々に鑑賞しました。
なんてかわいいパフェ。

最終日は思い出の地「吉祥寺」へ。
彼のリクエストは「古着屋巡り」。
Z世代は古着を「セカンドハンド」と呼ぶそうです。
ヴィンテージ感やサステナブルな選択、個性的で他人と被らないおしゃれなど、ポジティブな意味で使うとのこと。

吉祥寺は近く、教室もある身近なエリアですが、セカンドハンドで有名とは知りませんでした。
自分がこの子くらいの年齢の頃に着ていた服が、Z世代にとっては魅力的なアイテムになっているのは不思議です。
逆に、自分世代が着たらおしゃれではないことに、時間の経過を感じちょっと切なくなりました。
またもや「子に教わる」体験です。

AI時代と一次情報の大切さ

滞在中全くゲームもしないし、スマホばかり見ているわけではないのが印象的でした。
お金を貯めて旅行をし続けるのは、「自分の経験を大切にしたい」からとのこと。
なんでもスマホが教えてくれる時代、読んだこともない本も観たことのない映画もAI要約で概要は知ることができるし、わかったつもりで会話もできる。
でも自分で見聞きすることでスマホの中の情報とは違う発見ができるかもしれないし、それこそが真実だったりするかもしれない。
古着屋さんの匂い、カフェの扉を開けた瞬間にふわりと漂う焙煎豆の香り、お昼間の六本木裏通りのアンニュイな空気感、
・・・決してスマホは教えてくれない、現場でしか味わえないものです。
わざわざ足を運ぶことでそれを体感して、彼は自分だけの想い出にしているのです。
またそれを辿るために卒業したらいつか日本に遊びに来てほしいな。

そんなスマホに頼らない彼ですが、調べ物はGoogleではなくChatGPTを使うのが今どきです(笑)

それはまるでビーズのよう

正直、最初は乗り気でなかったホストファミリーですが、この経験で他のホストファミリーとも良い関係を築くことができました。
ボランティアで若者をサポートする方々が多いことに驚きました。

このプログラムのおかげで、彼はもう一人の息子のような存在になり、実の息子にとっては弟のような存在もできました。
若者に自分が何をできるかを考えるきっかけにもなりました。

一般家庭でもやる気さえあれば受け入れは可能で、人に与えることで自分も満たされることに気づきました。
子育ては親育て。もう一人経験させてもらえたのは本当にありがたいことでした。

恩返しは必ず元の相手に返す必要はありません。
小さな親切は、ビーズのように人から人へつながっていきます。

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