こんな時どうする?!糸のトラブル❶「糸がたるんでいた」
完成して糸始末した後に糸のたるみやひっかかりが見つかった・・・といった経験は一度くらいあるのではないでしょうか。
残念すぎるアクシデントでも作り直す必要はありません!
そんな時の解決法をお伝えします。
ガイド針を使う方法
ガイド針はパールストリングの技法や、ジュエリークロッシェのビーズを通す時に使う、 糸のループで針穴を拡張再現・代替した針です。
ガイド針の作り方〜たるみを修正する場合〜
❶まず糸を20cmに切ります。
(ナイロン糸のような細い糸と針は10〜12号を作品によって適宜選び使います)
❷針穴に通します。糸を7cm程度折り返します。
❸糸端側をたるみ部分にくぐらせます。
❹もう一度糸端を針穴に通します。たるみを捉えたループができました。
❺近くのビーズを拾って移動します。
❻まだたるみが見える場合はもう1個ビーズを拾います。
❼見えなくなったらガイド針から糸を抜きます。
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上記はたるみ修正時のガイド針の作り方ですが、基本的なガイド針は下記のように作ります。
ガイド針の作り方〜基本形〜
<ガイド針(基本形)の作り方>
❶まず糸を40cmに切ります。
使用する糸はパールストリングの場合は一番細いシルク糸#00を、今回のような修理などの時はナイロン糸を選びます。
❷針穴に通します。
❸糸端をもう一度針穴に通します。
一般的には糸先と突き合わせになるように糸端をもう一度通します(左側)が、同じ方向に向けて通しても(右側)問題ありません。
大切なことは
折り返し部分がループの先端に重ならない ことです。
糸の折り返し部分がループの先端に重なると、ビーズ の穴を拾う時、糸が4本重なり、針が抜けないことが多くなってしまいます。
ループの先端は常に糸が2本だけという状態にします。
◆動画でみたい方はこちらご覧ください。
編み終わった後に糸がたるんでいると心が折れそうになりますが(>_<)そんな時はぜひこの方法でサクッと修正してみてくださいね。
お読みくださりありがとうございました!